フェリエベニボシカミキリ
奄美大島にいます.
晴天の日中,最高気温に達するころ,倒木上に現れます.
また,林間をよく飛翔しています.
幼虫はウラジロガシの倒木や立ち枯れ木の樹皮下や辺材部を喰っています.
蛹室は樹皮下2〜3cmにあります.
奄美大島にはオーストンオオアカゲラやコゲラがいますが,本種の潜む樹は食害されていません.
成虫はきつい異臭を放っています.
幼虫もこの臭いを持っていて,防御しているのかも知れません.
残念ながら,私は幼虫の臭いを嗅ぐことができませんでした.
この臭いは目に刺激を与えるそうです.
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